日本古来の勇壮な漁法であり、大海原で魚群を探索し、発見すると活きイワシを撒いて、同時に散水機で水しぶきを発生させて擬似針(砂引)で一匹々竿釣りします。
現在、全国に約100隻の近海かつお一本釣漁船がいますが、約その半数が宮崎県の漁船です。
当漁協には、12隻が所属していますが、100トン未満のクラスが主流です。
漁場は、南西諸島や五島列島から沖縄近海にかけてと三陸沖と広範囲で、漁獲する魚は、かつおの他にハシビ・シイラ・ビンチョウマグロなどです。
港で水揚げされた鮮度ばつぐんのかつおは、発泡スチロールに箱詰めされてトラックで直接、全国の消費地へ出荷されています。
三陸沖で獲れるビンチョウマグロは、主にシーチキンに代表される缶詰の原料となります。 |