まぐろ延縄漁業は、一本の幹縄に釣針のついた枝縄を数多くぶらさげて、魚のかかるのを待つ漁法です。
19トン型の近海まぐろ延縄漁業では、幹縄の総延長は80km以上にもなり、それに45メートル間隔で餌(イワシ・ムロアジなど)のついた枝縄を1800本から2200本結びつけて海中に投げ込みます。(投縄作業)
数時間後、揚縄作業を開始、ラインホーラー(巻上機)で縄を巻き上げてかかった魚を船上に取込み、クロマグロ、キハダマグロ、カジキ類など大型の魚はエラを外し、内臓を取りだして、氷水で冷やされた魚艙に入れて鮮度を保ちます。
当漁協には、2月から7月にかけて県内外の5トンから19トンクラスの近海まぐろ延縄漁船が延べ1500隻以上入港して、沢山のマグロ類、カジキ類が水揚げされておおいに賑わいます。
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